ダイビングポイントの桟橋はユウヒが綺麗

愛媛でダイビングin愛南町 瀬ノ浜

愛媛でセルフダイビングまで出来る場所は少ない?と思います。
場所は、愛媛県南宇和郡愛南町。
最近この夕日が見える桟橋からも、セルフダイビングが出来る環境を整えました。

セルフの環境は法律的に難しい面も多くて、どうしても書類が多くなりますね。
セルフダイビング申込み用紙もどんな内容を書けばよいか迷います。
興味がある方はこちらからどうぞ。西海観光船のセルフダイビングのページです。

瀬ノ浜桟橋下の風景

さてセルフダイビングが出来る場所ってどんなとこって話。
ネジリンボウが浅い場所にいます。水深10m。沢山います。飽きるほど…^^

ネジリンボウが沢山。ワイドカメラでもこんなに近寄って撮影することが出来ます。


これオリンパスのTG-Truckerでとった写真。
沢山いるので、逃げない奴見つけてワイドカメラでも近くに寄れます。
たまにヒレナガネジリンボウもいますが、最近見ない・・・。

OW講習でよく使う場所なので、これも見せてる子。
オドリカクレエビ。
ステルス力、マックス。

透明で背景が透き通って見えるオドリカクレエビ。瀬ノ浜に定着しているイソギンチャクには殆どいます。

オドリカクレエビと、イソギンチャクカクレエビって何が違うの?
誰かこっそり教えて。恥ずかしくて聞けないよね。

ホンダワラ?ガラモと呼ばれる海草が5月すぎると生え始めます。写真のダイバーのように、潜って遊ぶととても楽しい。

5月すぎにはガラモの林が出来上がります。
これにアオリイカが卵をつけたり。
浅い場所でこれをくぐって遊ぶのも楽しいです。
写真の下の方、変な海草ついてます。

これ

袋状のノリなので、フクロノリ。これもこの時期5月過ぎから大量に生え始めて、岩肌が見えないくらいに満開になります。今はまだまだ4分咲きです。

この時期に一面、足の踏み場がなくなるくらいに繁殖します。
これは昨日撮影した写真ですが、まだまだ岩肌が見えてますね。

こいつが満開になると、オープンウォーター講習がやりにくいの。
下にウニがあって、見えないからうぎゃーってなるんだわ。

梅雨時期にいっぺんに消えてなくなる不思議な海草、フクロノリ。
今年もたくさん。OW頑張るよ。

ダイビングシーズン始まります、海が凪ぐ時期が多くてとても良い気候になりました。

作業ダイビングで磨いたガイヤナが、陸に上がりました

船舶ドック、ガイヤナ。船の陸揚げ作業

先日の作業ダイビングで磨いたガイヤナ号。陸揚げ作業が始まりました。
と言ってもこれ書いてる時点でやること殆ど終ってます。

とりあえず、陸揚げの写真を。

どーん。
大きいでしょ。

水中で船体を磨くときに必要な時間は、1人で作業して2時間半くらい。
ダイビングタンク1本は必ず空になって、
徐々にレギュレーターから来なくなる空気がとても美味しく感じます。

もっと大きいのがこっち、ユメカイナ。

大きいのは分かる。
違いは、いまいち分からん。

ダイビングタンクを使う量は4本くらい?残圧0までは吸いませんが、
時間も2倍くらいかかります。

今日は前に話しをした亜鉛版を交換して、船底塗料塗って、ペラを綺麗にして作業を終えました。

後は好きな時に船降ろすだけ。
この作業をガイヤナは年に2回。ユメカイナは年に1度行います。

両方とも水温が冷たい時期に重なって、ドライスーツだと動き難くて大変なのよね。

さあ次回も磨くよー。
最後に水中で遊ぶ写真。

適当なカメラもってって遊ぶことも多いのですが、船が桟橋に係留されてる場所は、ソフトコーラルも壁に生えてて、魚も集まって綺麗です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

愛媛の海は、とても豊かな環境が広がります。
桟橋の下を潜るだけでも、オオトゲトサカなどのソフトコーラル。
写真には見えていませんが、船の下には100匹以上のハタンポの群れが集まっていました。

松山~でも車で2時間ほど、愛媛でダイビングがしたいと思ったら是非遊びに来て下さい。

前の作業、水中磨きと防食亜鉛はこちらです!

ガイヤナ清掃。作業ダイビング

作業ダイビング、ガイヤナ掃除。ドック前の船底磨き

いつもの窓掃除+船全体の掃除。
結構しんどいです。
でも陸上の作業よりダイビングで水中作業の方が楽。

この作業を水中でなく陸上作業にすると、
木の棒の先に鉄が付いた道具で、
永遠と船をガシガシ引っかく作業になります。
腰が痛いのよ。
なのでいつも、水中で行ってから船を陸揚げして色々作業するわけ。

船の作業内容

船の作業って、海に係わらない方には全く分からんですよね。
高橋もこちらに引越ししてくるまで知りませんでした。
要点をまとめると・・・

  1. 船底に付いたカキを落とす
  2. 船底塗料を塗る
  3. プロペラ周りのお掃除と、コーティング剤を塗る
  4. 防食亜鉛の交換
  5. その他、陸揚げしないと出来ない作業(コレは殆ど無い)

今日は1.2.4作業を紹介。

1.最初の作業 船底カキ落とし

停泊中のガイヤナ(奥)、桟橋の下を潜って掃除に

船底塗料ってのを塗るために、カキを落として高圧洗浄をするのです。
これやらないと、燃費が落ちて、船が遅くなって最悪です。
冒頭で言ってたけど、陸でやると大変。
船は背が高いのではしごが必要だし、船底磨きは腰をかがめないといけないから。

そこで、海に潜れるのでダイビング作業にしてしまってます。
BC(空気を入れる浮きぶくろ)に沢山空気を入れて、
船の底にビターっと逆さに張りついて、永遠と軍手で磨きます。

タオルで磨くみたいに、両手にはめた軍手で磨くと結構落ちる。
かたーくこびり付いた汚れはスクレイパーって道具でがしがし落とします。

そこそこ濁ってます、透視度8mくらい?水温は19度。水深3mも無い位で作業します。

作業途中に遊ぶのも面白い。
漁師さんのぶら下げてる大きなかご。中に大量のアジが入ってます。
3m位の円形の筒。結構大きいのです。

2と4 船底塗料と防食亜鉛

冒頭に出てきた写真。
これ、亜鉛の板です。
船には絶対についてます。

これないとどうなるかって言うと、鉄の船なら船に穴が開く。
プロペラ周りのこれが無いと、葉っぱの虫食いみたい、プロペラに穴があきます。

詳しい仕組みは興味があれば、「防食亜鉛」で調べてみて下さい。
簡単に言うと、水中では電飾を起こしやすい物質から先に電飾をおこします。
さび易いものをそばに置いとけば、それからさびて、周りの鉄はさびないって意味です。

不思議でしょ?
考えた人凄い。

適当な間隔で船に付けられてます。
これもだいぶ溶けてますね。陸揚げした時に交換です。

この写真の青い壁が緑色の部分、コケがつき始めているので、落とす!
軍手を両手に装着。あたり一面こすりつくします。

陸に上げたら、高圧洗浄して、この青いペンキを塗って、やることやっておしまい。
青いペンキは普通のペンキではなくて、船底塗料と言います。
大体、青か赤。
水に少しずつ溶ける成分で、生物が回りに付着しにくくなってます。

さあ、次回のドックは明後日。
陸揚げ作業も紹介しますよー。

次の作業、陸揚げはこちらです!


六方!愛南町の憩いの場

愛媛の南、愛南町の美味しい炉端焼。六方

昨日も行きました。
いつでも行きますよ。
諦めない心。

尼崎からのゲスト

DIVE愛南の翔さん(同じ名前でややこしいよ?)のお客様、
尼崎からいらした「海の屋」松崎さんにお誘いを頂いて、昨日も六方。

今日も何か理由をつけて六方。

!?

頂いた写真です。(無断で…)

お刺身美味しい。

一昨日の六方

写真を撮り忘れたので、もらいました。

無断で…^^

すまん。

色々な仲間が増えてきて、良い感じです。
愛南町のダイビングはこれから盛り上がりそうです。

愛媛のダイビング仲間、インストラクター集めて飲み会

春です、まだまだ海は荒れますが。
陸上が暖かい。
荒れてても陸に逃げる。

サクラの花と私の車。満開だったので、急遽車を止めて写真撮影が始まりました。
リアス式海岸を一望出来る道路が延びる場所。愛南町はドライブでも楽しめます。

宇和海国立公園のリアス式海岸。
愛南町はこんなガギガギの地形が広がる場所。
ダイビングポイントが多い、独特の地形が良い感じ。

トライアスロンがあるので、その前に道路沿いの草ぼーぼーを町役場が整備します。
整備が終ると、景色が綺麗。ドライブに良いのです。

行き付けのお店 六方

松山のダイビングショップ、いつも集まるダイビング仲間と初めての飲み会。
3年前から知りあい、愛南町で飲み会するってレアなのよ。

六方の入口はこちら
んーーーーーーーーー?
珍しいコンビ。イサナとリトルブルーさん。
じゅわっっっっつち!

いえーい。

写真取り忘れた。
本当は私を含めてあと3人。
リトルブルーさん、イサナ、DIVE愛南さんのインストラクター大集合。

六方のカウンターを占拠。

開店前に押しかけるのはいつものパターン 。
いつも早くてすみません。

わさび種は定番のおつまみ。

何を食べても美味しいお店なのです。
カウンターからあれ頂戴これ頂戴、騒ぎ放題。
秘蔵の何かが出てくることも?
今日はアマダイ!
アマダイを食べられる場所って中々無いよ。
愛南町、地元のみんなが集まるお店。六方

みなさん、こちらに遊びにこられたときには、是非行ってみて。

みんな大騒ぎで楽しい会でした。
わざわざ松山からありがとう、またやりましょう。

耳抜きのまとめぺーっじ!

【目次ページ】耳抜き、3つのリンク+α。耳、音が聞こえる仕組み、バルサルバ、無理な耳抜きと障害

ダイビングに重要な技術の一つ、耳抜き。
苦手意識を持つ方は必ず読んで!
楽な耳抜きは、正しい仕組みの理解が必要。

初歩的なやり方はHP内の知識を確認。
オープンウォーターで詳しくやらない、
音が聞こえる仕組みや、コツなどを紹介します。

【耳抜き】は3部構成+α

  1. 耳抜き。人間の耳の中、どうなってるの?
  2. 耳抜き、正しいやり方と仕組み
  3. 無理な耳抜き、起こる障害。
  4. +α オープンウォーター前の知識(復習的な意味でどうぞ)
①耳の中の仕組み

②バルサルバのコツ

③無理な耳抜きについて

+α【 初歩的な耳抜きの知識 】オープンウォーターライセンス講習前にお教えしていること。
基礎は重要、こちらも併せて見て下さい

次ページ【耳抜き。人間の耳の中・・・ 】へ。

耳抜きができないと痛いよ

無理な耳抜き。起こる障害と対策

耳抜きしないで潜った場合。
何が起こるか、結果は皆さん知っていますね。
鼓膜が破れます。

でも、
鼓膜が破れる前、人間の防衛本能が働くこともあります。
一切の痛みが無くなって、何事も無かったようになる。

最初はそれの紹介をします。

ラッキーだと?

耳抜きが失敗(しないで我慢して潜った)したときに、鼓膜は破れると説明していますが、実は体の防衛本能が働いて、破れないことも多々有ります。中耳の中に体液が染み出してきて、圧力を緩和してくれるのです。

望ましい状態ではありませんが
耳抜きをせず、痛みを我慢して潜った結果。
鼓膜は破れず、耳の痛みも無くります。

耳の中の皮膚から体液が染み出してきて
圧力が強い状態を緩和してくれるのです。
水中でも痛く無いから不思議。

でも、陸に戻った時には
耳の中がぼーっとしたり、軽いめまいがあったり。

幸いこの状態、耳の中の体液は自然に体の中に戻ることが多いです。
ただし、お医者さんに見てもらうこと。
想像だけの対処は、重大なダメージを残す可能性があるので
専門医に必ず見てもらいましょう。

超絶、無理な耳抜きだと・・・

無理な耳抜きをしてしまった場合には、圧力が強すぎて、正円窓が破裂する可能性があります。これは内耳部分にある場所で、破れるとめまいや難聴など、よいことがありません。今後ダイビングができない可能性もある障害なので、絶対に強い圧力がかかった状態では、バルサルバ法を使った耳抜きをしてはいけません。

とても強い圧力、バルサルバで耳抜き。
内耳が破裂する可能性があります。

内耳のリンパ液の、圧力が高くなりすぎると
絵の正円窓ってところが破裂することがあります。

めまい、難聴、良くないことが沢山。
今後ダイビングができなくなる可能性も高くなります。
こうならないように。

「痛い」と思ったら(思う前に)、無理をしない。
痛くない水深まで、浮上速度を守って浮上。
それから、ゆっくりと耳抜きをして、ダイビングを続けるか判断します。

これらオープンウォーターライセンス講習で習わない?けど
耳抜きについて知っておいた方が良いことです。
高橋が担当する場合、簡単には説明するようにしてます。
知っておいた方がよいよー、と思ってます。

耳抜きはとりあえずお終いです!

耳抜きの方法や復習をしたい時には、HP内の知識を見て下さい。
オープンウォーター講習前に見てもらっている教材です。

耳抜き【目次ページ】はこちらです。

うみうし

愛媛の南、愛南町でダイビング 高茂岬と瀬ノ浜前

いくぞーーー。ダイビングポイント前で、準備を整えるダイバー。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

冬の間は北西の風が強く吹く。
4月もまだまだ強風が吹くことが多いです。

今日は北西の風6-9m。
9mまで吹くと船首が跳ね上がって結構怖いよ。

1本目 高茂岬前
水温17度  Max19m 10:43 — 49min

サザナミヤッコがスピード感を演出
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

スピード感あふれる写真。
何が何だか全く分からない。

実はこのポイント、大きな岩が重なって、人が入れる穴があります。
そこには、大きなサザナミヤッコ。その写真。
重要なのはスピード感。



写真色々取り忘れただけさ。

高茂岬前の洞窟
洞窟入口から、キビナゴが集まって綺麗です

2本目 瀬ノ浜10分POINT
水温16度 Max16.4 13:30 — 53min

最近ここはウミウシの巣かと思われるくらい。色々います。

今日はぴかちゅうを狙いました。

外れました^^

コイボウミウシ
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こいぼうみうし

アオウミウシがご飯食べてるところとか、色々います。
OW取立ての頃からよく遊びに行ってる場所で
大きな鉄製の檻(漁礁3m程)が20個くらい、海中に落ちてる場所。

回遊が回ってきたり、色々楽しくて好きな場所です。