8.耳抜きの説明

どうやったら耳抜きが出来る?鼓膜を元に戻す動作が耳抜き。

苦手意識を持つ方が多い耳抜き。

仕組みの理解で簡単にできるようになります。

大勢の方は、理解を深めるだけできるのです。

(体質で抜けない方もいます。無理は良くない)

耳抜きの経験があり、過去に難しかったと感じた方々は

ほんまかいな?と思うかもしれません。

例えば夏のシーウォーカー、耳抜きは直前に2分の説明で

2000人以上の一般の方々を案内しました。

体質を除いて、耳抜きができなかった方の記憶はないのです。

安心して、耳抜きの理解を深めて下さい。

重要なのは、

圧力がかかりすぎた状態では

耳抜きが出来ないってこと。

順を追って説明します。

耳抜きの習得、はじめに。

  1. 【仕組みの話】
  2. 【やり方と練習】
  3. 【耳抜きのポイント、重要なこと】

理解すれば、どなたでもできます。

重要なことは、理解しないと難易度が非常に高くなること。

マスターしておけば、今後幸せなので

しっかりと覚える。でも、安心して!

10分あれば誰でも理解できる内容です。

まずは仕組みの話へ。

耳抜きが出来れば、写真のようなサンゴの群生地で海中を泳ぐことが出来ます。

耳抜きの仕組み、耳抜きは何をしてる?

人間が水中へ入ると、鼓膜は内側へ凹みます。

水圧の影響を受けるのです。

耳抜き無しで、もっと深い場所へ行くと(圧力が増える)さらに鼓膜が内側に凹みます。

この辺りから耳が痛くなりますが、

さらに無視すると激痛。最後に鼓膜が破れます。

なので「鼓膜の凹みを、戻す」。

この動作を【耳抜き】と呼んでるのです。

とっても簡単でしょ。そんなに特別なことをしてる訳じゃないのです。

痛みは無視してはダメ。我慢もダメ。

鼓膜が破れたり、体に重大なダメージを残す可能性があります。

正しい方法と仕組み、気を付けることを抑えれば簡単なので安心して下さい。

耳抜きの練習。風邪の時はやらないでね。

今からの練習は、耳に負担をかける場合があります。

体質など個人差を把握できないネット上は責任は持てません。

無理をせずに練習をするようにして下さい。

禁忌事項は、

風邪をひいてるときにはやらない

耳に関する病気がある場合。予測される場合もやらない

耳が弱い方はやらないなど

一般論として健康でない場合は避けた方が無難です。

ダイビングの休憩中の暇な時間を使って、SUPで遊ぶインストラクター

1.注意 & 気をつけること

大きく分けて3グループの方法を紹介します。

1つ目は、陸上だとできたかどうか分かりませんがやり方だけ。

3つ目は、耳に負担をかける可能性があります。

耳が弱い(体質で人それぞれ)方などは炎症を起こしやすい方法です。

強くやらない、連続してやらないように。

風邪の時は絶対にやらないで下さい。

講習では当日も説明します。試すだけ試して「そんな物か」程に考えて下さい。)

2.やりかた

後でお話しますが、耳抜きはどの方法でもOK。

一通りの方法をお教えした後で、細かいことへ。

陸上で耳抜き出来たか分かるのは、②と③です

耳抜きの方法の中で、耳に負担がないのが一番目の方法。「唾をのむ、あごを動かす、あくびをする。2番目に「鼻をつまみながら唾を飲む。」。三番目の方法が割と有名なバルサルバ法になります。

3.実際に試す

シーウォーカーのガイドが終わり、ヘルメットをかぶりながら海から出てきたインストラクター。当然、シーウォーカーも耳抜きが必要なのです。

①唾を飲む、あごを動かす、あくびする。

ただし、この方法は陸上で耳抜きできたか確かめらないのが難点。

耳に負担が少ない方法ですが、これでは耳が抜けない方も大勢。(私も)

あくびは、高いとこ(山とか)で耳を直す時にやります。あれも耳抜き。

②鼻をつまんで唾をのむ。

実際にやってみて下さい。

鼻をしっかりつまんで、唾を飲み込む。

耳の辺りで何か動いた感覚?はありませんか。

(メキッとかパリッとか耳の内部辺りで音がします)

耳抜き成功です。

③バルサルバ法

強くやらない、連続してやらない。風邪の時はやらない。

連続でやると耳を傷めます。

守って一度試してみて下さい。

  1. 鼻をつまむ
  2. 口から息を漏らさないように、鼻をつまんだまま。
  3. 鼻から息を吐こうとする
  4. じわっと吐こうとする力を強く

力は瞬間的に入れないで、じわーっと強く。

鼻が膨らむのが分かるくらい、鼻で息を吐こうとします。

鼻をつまんでいるので息は吐けないのですが、

徐々に鼻から吐く息を強める。

耳に違和感を感じたら成功です!

成功して、違和感を感じたらすぐやめる。

追加で空気を送り込まないで!

耳を傷める可能性が有ります。

耳抜きは上のどの方法でもよいのです。

どれか1個でもできれば、水中で行動できます。

仕組みとやり方がわかったところで、次へ。

実際に耳抜きするときの注意。

一番重要で、これを分かってないと苦労します。

【耳抜きのポイント、重要なこと】

耳抜きは一度やれば終わりではなく、潜れば潜るたびに、何度も必要になります。

初めての方も、過去に耳抜きが苦手だと感じた人も、ここからをよく聞いて下さい。

耳抜きは圧力がかかるたびに「何度も」必要です。

既に水中へ入ったことがある方で

「耳抜き苦手」と思っていた方。

3mくらい潜って、耳が痛くなってから耳抜きしていませんでしたか?

痛くなる前に耳抜きをするのです。何回も。

例えば5m潜るために、

私の場合、大体6~9回ほど耳抜きをしています。

耳抜きの回数を少なく潜ると

耳に強い圧力がかかりがちで、

鼓膜が大きく内側に凹みます。

この状態は、耳が抜きにくくなり、

耳抜きに強い力がいるので、推奨されません。

私の場合、左耳が(の耳管が)弱いため、

耳抜きは負担をかけないように、こまめに、

回数を多くすることを意識しています。

負荷がかかると次の耳抜きで抜けなくなってしまうのです。

圧力が沢山かかってから耳抜きをすると、とても力がいることと、体にダメージを与える可能性が高いので、耳抜きはこまめにするようにして下さい。

浮上の時は何もしないで大丈夫。耳が勝手に抜けてくれる構造になってます。

耳抜きが出来たかどうか、水中で確認する方法は

痛くなければ大丈夫。と覚えておいて下さい!

条件が良ければ初心者ダイバーでも行けるスペシャルポイントの小横島はサンゴ群生に囲まれた色鮮やかな場所。

耳抜きでよくあるトラブルを最後に紹介します。

耳が抜けない!

 

それ以上潜らなければ大丈夫。

それ以上、圧力をかけなければ、悪くなりません。

必要なら、少し水深を浅くして、ゆっくり耳抜きしながら潜行します。

耳が痛い!

            

まず止まる、水深を少し浅くしましょう。

耳の痛みが無くなるところまで、浮上速度を守って浮上。

水深を浅くして、ゆっくり耳抜きしながら潜行します。

かたっぽの耳しか抜けない!

抜けないほうの耳を上にして、耳抜き。

必要なら、少し水深を浅くして、ゆっくり耳抜きしながら潜行します。

以上が限定水域前、最低限の知識です。

他にも生物に刺されるとか、

気体の性質とかあるので、

団体の教科書はしっかり読むようにして下さい。

(ここから下はOW持っている人向けの説明)

耳抜きのコツは、陸上でできるかどうか。

陸上でできれば出来ます。

水中では、こまめに。圧力がかかる前に、何回も。

もう一つポイントは【水中へ入る、潜行する直前】

水面で耳抜きをしてから水中へ入って下さい。

さらに気を付けるのは、潜行の時に

しっかりと浮力のコントロールができていること。

ボトッと水底へ落ちる人は危ないよー。

既にCカードを持っていて、フリー潜行が苦手な方はこちらもどうぞ。

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