復習 - 知識No.5

始めに、必ずお読みください。
守らないといけない、4つのルールがあります。
浮力、物が浮く力と、水中ではウエットスーツの浮力が増減することについて
ダイビングでBCDを使う理由。
BCDの正しい扱い方。
今までの復習
ダイビングでは急浮上はしてはいけない理由で減圧症から身をまもる
限定水域前、最低限の知識のまとめ
耳抜きについて

5.復習 限定水域の知識

少ーし休憩。思い出してみて下さい。

自分で説明できるととても良いです。

復習、ダイビングでBCを使う理由は?

【潜る】-BCに空気を入れる-

潜るとウエットスーツの浮力がなくなります。

水中に入れた風船が小さくなるのと同じ。

浅場で中性浮力「吸うと浮く、吐くと沈む」とき、

潜ると「吸っても浮かない、吐いたらもっと沈む」の状態へ。

体が沈む。常に、水面に向かって泳ぐのはしんどい。

BCに空気を入れよう。

ウエットスーツが失った浮力を補えば

深い場所でも「吸ったら浮く、吐いたら沈む」の中性浮力!

【浮上】-BCから空気を抜く-

深い場所で中性浮力が取れている。

ダイビングを切り上げようと浅い場所へ移動します。

「そろそろ戻ろう!」

浮上中、深い場所でBCに入れた空気が膨張。

ウエットスーツに浮力が戻ると、

体がとっても浮きます。

浮上速度は?1分間に9mを超えない、

小さな泡を追い越さないスピードですね。

必要に応じ(浮くと感じたら)空気を抜いて下さい。

忘れてて、やべっ浮いたっっ!となったときも、

「息を吐く、体を起こして、空気を抜く」。

息を吐いてから抜くことが重要です。

そうなる前に、岩など目標物を確認しながら、

自分の泳ぐ水深を一定にする。

浮いたことを認識できるようにしましょう。

潜るときには、ウエットスーツの浮力がなくなる。浮上するときには、ウエットスーツの浮力が戻るのと、深い場所でBCに入れた空気も膨張して、浮力が強くなります。

何度もくり返しで見て下さい。

何度も同じもの見ると、自然に覚えると思います。

腕だけ伸ばしても、インフレーターホースの位置が悪いと空気が抜けません。必ず体を起こして空気を抜くようにして下さい。
肺の渦膨張障害を防ぐ為に、浮いたと思ったら必ずこの手順を守って下さい。浮いたら、息を吐いて、体を起こして、空気を抜く。

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