ダイビングのお仕事(作業)」カテゴリーアーカイブ

中泊 ひので渡船 アンカー工事

ビバ潜水作業。渡船屋さんの友人、ゆうと君から電話がかかる。

今行けますか?

行けます。

やつはタイミングが良い時に電話をかけてくる。
丁度予約が空いて、今日は休むぞって日。
FBIかCIAのエージェントだと思っている。

到着。ここまでが長かった。
現場は家の前。
だけど、準備で観光船乗場まで行く。

鍵が無い (^^)

2往復が決まった。

作業は5分で終わる。
海の上に浮きを浮かせる。
そこからロープを底にとる。

底でこそこそする仕事。
そこそこっ。

古い仕掛けを取外す。
カキがすごい。
レンチで殴って落とします。

よってくるトラギス。かわいい。

新しいロープと結んで完成。
これは楽じゃ。

湾内ってこんなのが沢山落ちてます。
最後に、昔自分がやった所を
異常が無いかチェックしながら帰る。

安全停止中、ここの小魚はとっても寄ってきます。
一瞬で囲まれる。

毎日、大きな船の音に慣れてるから、
スキューバの泡の音とか気にならないんだろうね。

泡をエサだと思って食べにくるクロホシイシモチとアジ。

さて今日は生体調査に出かけてきます。

卒業記念、届いたかな OWコース

週末まで、書類仕事。
9月に沢山の方々がOWコースを終えられたので
先日一斉にカードが届きました。

オリジナルの色々作って、
講習中の写真や動画と一緒にプレゼントしてます。
スペル間違えてるけどね☆

さて来年に向けて、色々と整備を始める時期がきました。

今日は、紹介してなかった今年の工事ネタ。

4月頃だっけ?
工事後のジョー。疲れてる。
社員の家のフローリング張り替えをやった。

まず、家をぶっ壊す。

床下まで綺麗にね。

おがくず・ほこりが溜まると、
湿気がたまりやすい。
小さな虫や、それを食べる虫が集まって、生態系ができます。

人の生活にはとても厄介。床下は綺麗にしましょう。

全部取り除いて、サイズを図って下板を乗せるべし。

こんな感じ!
水平をとるレーザーの機械とか使って、
まっすぐ平らになるようにしてます。

縦の線(すみうちって言うらしい)が入ってる下に、
ハリ(土台の木材)が入っています。
この線を目印にくぎを打ち込む。

切ったフローリング材、と、切る工具類。

助手の社員・林。
フローリング材は端っこが凸凹。
次の材料と組み込みができるのね。

こんな感じ。

ボンドで下地に張付けた後に、
凸部分と下のハリを細いネジ(釘)で固定します。
ハリがどこに入ってるか、線を引いておかないと空振りする。

どんどん張り付けていくべし!
工具と根気があれば、だれでもできる。

完成!

明日はゲストハウスの工事ネタ。

6月17日 NHKひめぽん 18時頃から

突然ですが、放映されます。
ひめぽんが映る方は見てね。

水中作業。
普段から作業内容を依頼して下さった方に、作業内容を見せてます。
ついでに自撮りチャレンジ。

以前張ったロープの点検+いらない防触亜鉛をチェーンにくくる。
何度か過去に説明してますが、
亜鉛板が先に溶けて、チェーンが腐食しない。

すごいぞ。

新法人立ち上げて手続きだらけ、時が一瞬で過ぎ去りました。
色々ネタに出来そうなことはありますが、
大きな出来事をあげると、
〇大阪からの夫妻、香川からの海の男に就職してもらった。
〇その為もあって、家を2軒購入。社宅とゲストハウス用。
〇それの大工工事
この辺で時間がかかりました。

仕事早く覚えてもらわんとね。

大工仕事は改めてブログて書きます。
一つはフェイスブックの方でなんとなく書いたアレね。
https://www.facebook.com/korokoro.kokeko/

そういえば、新入社員の皆様にOW取得してもらいました。
いつもの常連様方、一緒に潜る日も近い。
生暖かい目で見守ってあげて下さい。

うちのお二人さん。OW終了。
うふふ

現在講習中のお二人様。

さて、今日はテーマめちゃくちゃの殴り書きに近い日記やね。
OW講習、今年も沢山行ってます。
興味がある方は是非ご参加下さい。

どこかで見たことあるお二人様。限定水域おしまい。
写真はちっちゃくしときました。ふふふ

シーウォーカー撮影、国立公園プロジェクト

環境省が進めているプロジェクト、「国立公園をもっと広める」ことを目的として
県の事業を落札した撮影会社様から依頼を受けて水中撮影。

ややこしい。

要するに水中撮影を頼まれました。
シーウォーカーも撮影したいとご依頼を受けました。

ハシゴが壊れています。シーウォーカーは出来ましぇん!

シーウォーカーで使うはしごは、大きな波の影響を受けて倒れたりねじれたりしています

重労働だったので、他の写真撮るの忘れました。
パイプの先は桟橋。
桟橋から歩いて水中へ入れるようにハシゴが設置してあるのですが壊れてます。

大きな波が原因で、ゆがむのです。
曲がったパイプを抜き取って新しい物に変えたりします。
上の写真奥に見えてる新しいパイプは、先に陸上でカットして放り込んでおいた物。

陸上から見ても、単管パイプが曲がってしまっている様子が分かります。

よーく見ると、一番手前の支柱が曲がってる。
下の方が歪んで、体重かけると危ない。
全て直します。

工具類を持ち込んで、修理。

太い針金を用意。電気工具は濡れないようにボートコートで包んでます。

電動工具はディスクグラインダーを使っています。単管パイプ程度を切断するなら、専用カッターでなくても大丈夫。

これね。
金の卵は高いけど、とても良く切れるぞ!

壊れた部品を組みなおして、補強をして、掃除した後のハシゴはとても綺麗に組みあがっています。
以前からご紹介していますが、シーウォーカーが行われる鹿島の桟橋周辺は魚が沢山集まります。写真中央にはグレの群れが泳いでいて、浅い水面付近はきびなごの群れで埋め尽くされています。

水中工事は無事に終わって、遊びながら船に上がる。
そこそこ見えてて、そこそこ魚が集まってる。
体験ダイビングの時に使う、個人的に好きなポイント。

後は電気などの確認。
コンプレッサーが動くかなどを見てから帰るだけ。

いつも思う、「だけ」は罠。

無人島「鹿島」の用具入れに使っている部屋が空かない。潮が掛かって、鍵穴がさび付いてしまっているようです。

あかない。

鹿島の小屋があかない。

電気配線は中です。
あかない。

潮でさび付いて、鍵が全く回らん。

分解してみると、中まで潮の結晶でおおわれています。

色々無理してこじ開ける。
結局1時間程よけいな時間がかかりました。

分解、清掃、クレ556。
万能洗浄剤。
家庭に一本置いておこう。

他にはトラブルなくて良かった。
撮影準備ができたので、先方さんと打ち合わせして
21日には無事に撮影を終えました。

1か月以上ぶりにシーウォーカーのヘルメットをかぶって水中散歩をする私の自撮り写真

やあ。
ボクダヨ。

鹿島桟橋で水中撮影の準備を整える皆様は、慣れた手つきで作業を進めていきます

いつもお世話になっている皆様。
いつもの通りに準備を始める。
前も持ってきてた最新兵器、これ!

最先端テクノロジーの水中ドローンは簡単に操作ができるように、ファミコンのようなコントローラーが付属されています。

水中ドローン。
ファミコンみたいなコントローラーがついていますね。
皆様、楽しそうに?操作していました。

今回は、私ともう一人の女性がシーウォーカーで水中へ入りましたが、慣れてきた様子だったので、お一人で自由に動き回って撮影して頂くことにしました。

この日は途中までガイドして、慣れたら野放し。
撮影した映像、使える映像あるかなー。
360℃カメラも使っていたので、そのうちYoutubeで見れる?みたいな事を聞いてます。

鹿島の天然洞窟「ウド」へ船を入れて撮影します。

後は国立公園で絵面が良いところをご案内。
急遽、私も潜って撮影。
ライトもって無かったので、奥の方、真っ暗。

怖い。

水中も撮影してみようとのことで、私も急遽水中へ入ることになりました。船で準備中の皆様を水面から隠し撮り。ドローンが水面に浮かんでいます。

ドローンを投入。

上の写真を水中から撮影した状態。ドローンが水面に浮かんでいるのがとても良くわかります。

水中から。

光が差し込む場所の下から、水底から上に向かって撮影すると、光のラインがとても綺麗に写ります。

明かりを見てると綺麗ですね。

魚の群れを挟んでおくの方に、なにやら物体が見える。水中ドローンです。

魚の群れを挟んだ私と水中ドローン。

水中ドローンがこちらを向いて、ライトをつけて群れの中に突っ込んでいきます。

こっち向いた!
ライトもつくんやで?

周辺の魚が一斉に散らばる様子はうまく撮影出来ているのでしょうか。

面白い映像が撮影できてそう。

縦に30m以上の大きな洞窟。撮影終了間際にドローンを回収している様子も写真映えしてよいですね。

最後に水中ドローンを回収。
今後いろんなポイントを撮影しますが、今日の最後は空中ドローンで撮影しておしまい。

撮影の様子は、またご紹介します。

中泊渡船「つばめ」さん、アンカー捜索

急遽呼び出しコール。アンカーが上がらないから助けてとのこと。
電話は14日に来てた。
アンカーロープに目印付けて一日ほっておくから15日にとってね^^って話でした。

捜索だと難しいのですが、今回は20m付近までロープ伝っていくだけのお仕事。
非常に簡単。

と、思うじゃん。
アンカー、デカいのよ。思ってたのと違った。

つばめ渡船の隣に横付けして、アンカーを取りに言う算段をつばめ渡船の船長さんと話しながら準備を整えます

お客さんが釣りしてるところに、作業船を横付けして潜る。
一番前にいるのがつばめのおっちゃん。
いつもお世話になります。

真ん中が割れた大きな岩の間に、ちょうど治まってしまったアンカーチェーン。これでは上げようと思っても上がりません。

綺麗に岩の隙間にチェーンが挟まってる。
こりゃ上がらないよね。
直そうと思ってアンカーを見る。

アンカーも大きな岩の隙間にがっちりとはまってしまっています。

絶妙に挟まってた。重いよ^^

とても大きなアンカーは大きさが二メートル程はありそうです。とても重かった。

アンカーの大きさ、カワハギと比較。
2m位?はあった。
油断した。

重いのは何とかなるけど、船と繋がってるのが問題。
岩の隙間から救出するのに、船を自力で引っ張ってからじゃないと抜けない。

挟まれて死ぬかと思ったぞ?

水中にいる時間が15分経過した。
ふと見ると残圧100。
重いよ、早いよ、怖いよ。

とても沢山空気を吸いました。
15mより深い作業は嫌だね。

いつもの鹿島桟橋に船を停泊させて、作業の準備に取り掛かる。砂浜が綺麗に見えています。

そのまま、鹿島桟橋へ移動。
シーウォーカーで使うはしごが壊れていたので、修理が可能かチェックしに行きます。
21日に撮影がある。

単管パイプを工事する予定なので、ラチェットレンチが必須工具。水中へ持ち込みます。

必須工具!

結果、色々と考えて、放置して帰ることになりました。
陸で色々準備しないと修理は無理だねーって話。
波も強かったしね。自然には勝てません。

シーウォーカー開催場所付近にはきびなごが沢山集まります。浅い場所なので水面も見えて、より一層綺麗に写ります。

ちょいと濁ってるけど、水は綺麗。
きびなごが沢山。

鹿島桟橋の先端は大きな岩が沢山転がっているせいで、魚たちの隠れ家になっていますが、その上にはソフトコーラルが沢山群生しています。

二年前から茶色のソフトコーラル「ユビノウトサカ」が増えています。
魚も沢山集まる場所になりつつあるので、来年のシーウォーカーは楽しみかな。

まだまだ10月は続くよ。

「タテモノ&レスキュー」台風

アドバンスド「大工」スペシャルティ。台風で壊れた。

ダイビング小屋が台風で壊れました。かろうじて大事にはならなかったのですが、屋根を支えるげた部分が外れて、屋根がたわんでしまっています。

げたが外れて、屋根が凹んでる。
良く崩れなかったなあと感心します。
分かりやすい写真取れなかったので、現状はこんな感じ。

正常時はげたに重さがかかるので、屋根が綺麗に丸まりますが、げたが外れてしまった為、屋根全体が凹んでいます。

まあ、簡単に言うと危ないです。
今日の課題。
これを持ち上げて直す。

高橋が普段から使用している大工セット。ダイビング船の加工や、ダイビング小屋周りの修理など活躍する場が沢山あります。

当ダイブセンターでは、専用大工キットも販売しております。
ダイビングの前には、
家の補修を済ませまてからダイビングをするようにしましょう。
ダイビングから帰ってきたら「家が壊れていた」なんて経験はありませんか?

ありませーん。うふふ

海ばたは、物がすぐに壊れるのでとても役立つ。
無いと仕事にならないよ。

単管パイプを縦に建てるための台座。ネジがついていて、回すと単管パイプの高さを上げ下げすることができます。

単管パイプをさして、クルクル回してジャッキアップ。
最初は車のジャッキ使おうと思ったのですが、
うまくいきそうなのでこちらに変更。

単管パイプを設置して、クルクルとネジを回していけば、徐々に高さが上がって車のジャッキと同じように使うことができます。

くーるくーる。

ジャッキアップ完了して、屋根全体を持ち上げることが出来ています。この空きに、傷んで外れてしまった木材を交換する作業を行います。

ばいーん。

真ん中と手前の二本が外れてた。
致命的な真ん中を先に交換したいので、
真ん中を挟むように二本でジャッキアップ。

大工さんが作った屋根はしっかりと組み込みができるように、穴があけられていて、ジョイント部分が入って組みあがるようになっています。

ちょいと凝った作りになってた。
新しい木に交換したら、これ掘らないといけない。

組み込みの天井部分は凸部分になっていて、受け側が凹です。しっかりとはまって、風が吹いたりしてもずれないようになっています。

色々考えて、新品の木に交換した後、掘る方向に。

凹み部分を掘る為に、直角が出せる定規を使っています。

この直角定規何て言うの?
正確に制作しようとすると、大事な定規。
とても便利です。

「のみ」、あると便利な大工道具

掘ると言えばノミ。
でも真面目に掘ってて気が付いた。
メンドクサイヨネ。

マキタのインパクトドライバー。18vタイプなので、とても力があって便利に使えます。のみで掘る前に、ドリルを付けて適当な深さまでこれで掘ってしまいます。

電気、さ・い・こ・う。
ビバ電気。
だーっと適当に穴開けて、縁取りだけバシバシやる作業へ。路線変更。

正確ってなんだ。バシバシッ

穴が完成した後。インパクトドライバーを使っても、意外と綺麗にできるものですよ。

ほーれ。それっぽいでしょ。

外れてしまった天井のげたを交換。天井のたわみも治って、倒壊の恐れが無くなりました。

綺麗に交換できた。
一本の単管パイプを外しても問題なし。
次に行きます。

さらに補強としてかすがいを打ち込みます。鉄でできたこの字型の釘ですが、打ち込んでおくと、丈夫さが全く違います。

その前に、これも打ち込む。
かすがい。
さびて交換しないとだめ、と思ったものも、真が残っていてしっかり効いてる。
7年前のかすがいがこれ。

7年程前にうちこまれたかすがい。さびてボロボロのように見えますが、実際には真が残っていて、グラインダーで切らないといけませんでした。

グラインダーって工具使って切らないと駄目な程、しっかりと真が残っていました。
見た目はボロボロなんだけどね。

残りの木も交換完了。屋根は完全に元通りになりました。

もう一本も交換完了。
台風で5日間程は、皆さんのご予約お断りしてしまった。無念。
また来て下さいな。

さて明日は大工じゃない、ちゃんとしたアドバンスのダイビング講習。
9月2と3日は台風で延期になってしまったSさんが来る!!
さあ、水深30mまで行きましょ。

シーウォーカー 鹿島工事

今年も土建屋さん。
鹿島の桟橋設置工事をします。
イサナダイビングのブログでも書いたけれど、じい様はすでにお疲れです。

例えばこのはしご。
一個30kgくらいあります。
奥の単管パイプで足場を作るのですが、6m管が非常に重い、持ちにくい。

本職の人はすごいよね。

最近とても濁ってる。
透明度が5m以下になったと思ったら、大量のごみが漂着したりと。
1週間くらいは濁ったままかなー。

ここの桟橋に階段を作ります。
ちゃんと許可取らないとだめだよ?
自然公園内ってこともあって、相当な書類を作らないと許可が通らない。

最初は陸上でできること。
元から設置されているパイプに単管パイプを固定して、
起点を作ります。

これがぐらぐらだと、完成した時にゆがんだ建物が出来上がります。
以外とまっすぐって難しいんだよね。
水平器とか、目視による気合でまっすぐに作る。

今日は私は陸の人。
水中で作業する人が欲しい物を、陸から投げ込む係。

てわたししない と おこられるぞ

完成!
設計図もあるので、作業自体は半日もかからない。
建材、工具、荷物運びがしんどい。

日差しも強くて腕がまっか。

鹿島桟橋、良い夏の天気です。
陸地の右奥にある白い建物が、ダイビング集合場所の西海観光船の建物。
海で泳ぐのが好きな方は、鹿島へ是非遊びに来てください。

22日 サンゴ研究日和

とある調査依頼を受けて、研究してきました。
と言っても、ガイドと操船です。依頼主の方が潜ってデータ収集。
今後に発展しそうな相談も受けて、簡単なデータ収集のお手伝いだけしてきました。

がちょいと問題。
最近動画編集を始めたこともあって、
これも動画で紹介出来たら良いなと考えていたのですが
紹介しちゃダメみたいです。

良いんじゃないって話で進んでいたのです。
が、よく考えたら、研究手法がばれちゃまずいじゃん、って話にコロッと。
研究者は自分達が作った手法は、1番に発表することがとても重要。

要するに、
私がここで紹介した写真とか
それ見た人がパクッて発表できちゃうよねーって話です。

さあ、オニヒトデでも見るがよいっ。

研究風景出せないよ?
これがアメフラシだっ。

この日の前日、1本だけファンダイビングのガイドをして来た写真!

激ニゴです。
この日はもっとひどかった。
さあ、これが研究風景だっ!

さらばっ。

後ろのが私。