適性ウエイトのお話し、サイトマップ。目次ページへのリンクは記事下です。
- 適正ウエイトっていったいなんなの? ←今ココ☆★☆
- 適正ウエイト「作り方」
- オーバーウエイトで何が起こる?
- オープンウォーターでやらないけど、知っておくとよいこと
適正ウエイト、オープンウォーター講習の表現
この言葉、表現がよくないといつも思ってます。
「適正」って条件次第で、意味が変わる言葉だと思うのです。
なので、そこを整理してから、技術的なことのお話をします。
オープンウォーターで説明している「適正ウエイト」
ダイビングの帰りは3分間の【安全停止】。
5mで中性浮力、それが無理なくできる
最小限のウエイトって意味です。
ん?
水面でBCの空気を抜いたときに、マスクの目線に水か来るくらいのウエイト量って習ってますか?
これこれ。
ここでは、なんでそれをやるの?って話をしたいと思います。
ダイビングタンク 息を吸えば吸うほど軽くなる
空気にも重さがあります。
タンクの中の空気、なくなれば軽くなるのです。
ダイビングの初めより、
浮上間際の方が空気が少ない。軽い。沈まなくなります。
もし、潜りはじめに、ギリギリで中性浮力が取れてるなら
ダイビングの終わりにはタンクが軽くなって
安全停止で【体が浮きます】。危ない。
ダイビングの帰りに安全停止は5mで中性浮力。
それを無理なくできる、最小限のウエイト。
オープンウォーターで習う「適正」ウエイトの意味です。
重すぎるとオーバーウエイト。(違うところでお話しします。)
軽すぎは、安全停止で浮いて危ない!
講習の時はこの話をしても、他に覚えることが多く大変なので
水面でBCの空気を抜いた時にマスクの・・・ってやり方だけをお教えしています。
でも、実際はウエイト量って変えてます
写真を撮るときなど、どっしりした方が楽なこともあるのです。
着ているスーツや、タンクの材質でも変わります。
重すぎるのは良くないし、軽すぎるのは特に危ない。
適正ウエイトの言葉に惑わされず、
安全範囲の中で、条件に合わせてウエイトを調整するようにします
やり方は、水面でマスクの・・・ってやつです
ダイビングを始めたての頃、「噂話」には注意!
体重の一割が適正ウエイトって表現をネット上で見ますが、
この方法、一般的な5mmウエットで
明らかなオーバーウエイトになることが多いです。
また、ウエイト無しで潜れるとか、ウエイト軽いとすごいとか・・・
初心者の頃はウエイト調整で、軽くするのに力を入れがちです。
ウエイトが軽すぎるのは、本当に危ないって覚えておいて下さい。
「ダイビングの帰り、5mで中性浮力。
無理なく安全停止ができる、最小限のウエイト」
これがOWで習う適正ウエイト。
それに加えて、条件や目的に応じてウエイトを調整するようにしましょう。
次のお話しは、適正の作り方と、ウエイトを把握して実際に使うための話しです。
【適正ウエイト・2番目】のお話しへどうぞ
【適正ウエイト・目次ページ】へ戻るには、こちらです。