愛媛でダイビングin愛南町」カテゴリーアーカイブ

作業ダイビング、ガイヤナ窓掃除の様子

いつもの作業ダイビング、ガイヤナ窓掃除

9月に入って、シーウォーカーシーズンが終りました。
あっという間よね。
遊びに来て頂いた沢山のお客さま、ありがとう御座いました。

ガイヤナが停泊中の瀬ノ浜桟橋。
朝の瀬ノ浜桟橋

気持ちよい朝です、外気温が夏休みよりも高い^^
8月後半は秋の終わりみたいな気候で、シーウォーカーのお客さんも寒いとのこと。
黙ってたけど、5mmのウエット来てた私が寒かった。ふふふ

水温が急激に下がってしまいました。
瀬ノ浜前の浅い場所で22度、少し潜ると21度。
10月前半みたいな水温で、困ります。大量の雨水が関係してるのかな・・・。濁ったし。

窓がかきかきかきかき

窓が凄いことに。
1ヶ月放置するとこんなになります。海底が見える船の展望室部分。
海底が全く見えない。

カキを駆除するぞー

ごっしごっし。

綺麗!!!

綺麗になった窓から展望室を覗けます。
窓が沢山、大変です。

うーん濁ったぞー。
一晩でよくなる事を祈って、9月はオープンウォーターライセンスの講習が沢山です。
ちょいと寒いけど、皆さん頑張って下さい。

ふふふふ

ピカチュウ

愛媛でダイビング!瀬ノ浜10分ポイントとピカチュウ(ウデフリツノザヤウミウシ)

さて最初に、iTVの放送が延期になりました ><
来週7/17 18:15~の放送です。
皆様…見て…くださ…い…

ウデフリツノザヤウミウシ

漁礁が沢山沈めてあるポイント。
少し前まではフクロノリが一面についてしまってウミウシを探すことができませんでしたが
この時期からはフクロノリが剥がれるので、ピカチュウ探しへ。
何固体か発見できました。

上のリンクで画像がありますが、大きな漁礁にはサンゴが箱庭状態で群生してます。

キイボウミウシ
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キイボウミウシ。これ他のウミウシ食べるらしい。
ウミウシが生息し易い環境なのね。きっと。

キイロイボウミウシ

キイロイボウミウシ

キイロウミウシ

キイロウミウシ

何だか色々いますが、
キイボウミウシ キイロイボウミウシ キイロウミウシ 、どれがどれだか忘れます。
ややこしいよ、名前。

そんなこんなで、夏時期突入、
暫くはダイビングを離れてシーウォーカー!
がんばるぞ。

作業ダイビング 岩をどかして足場を組む!アンカーもとる!

連日色々なダイビングでした。
岩をどかして(もらって)、アンカーをとって、単管パイプで足場の組み立て。
夏が近づいたなあと思うこのごろです。

大きな岩をどかすにはクレーンで吊り上げます。
吊り上げる前に、チェーンを撒きに潜ります。
私のところの船では2t近いのは持ち上げられないので、潜水工事屋さんにお願いしました。
手配して下さった町の担当者様、いつもありがとう。

フーカー潜水のホースが船の上から海中まで続きます

水中の様子はこんな感じ。
普通のダイビングと違って、フーカー潜水って方法で作業をします。
ダイバーの背中にホースあるでしょ。
それを伝って、地上から空気が送り込まれてます。

フーカー潜水作業の様子

クレーンで吊り上げたら、船を移動、岩と一緒にダイバーも移動。
良い場所についたら、岩を落とします。
ダイバーと船上の人は会話ができるので安心、有線で繋がってます。便利。

すごく短い動画。楽しそうに見えるけど、けっこうしんどいのよ。
遊んでるわけじゃないのよ。ふふふ

作業が終って次。中泊、アンカー設置へ。

我が家が見えそうです。
普段、船を係留している場所。
写真奥の方へ向かって、海の底にアンカーを落とす作業。

台風で起こる竜巻みたいな風が、船を襲います。
台風後はたまに船がひっくり返って、逆さに浮かんでます(実話です)ので
色々な方向からロープで固定しておきます。
沖側から固定する一本を作りに行く作業です。

我が家の前、港の風景
我が家の前、ナイス港

内容としては、アンカー(いかり)を沈めて、その先にロープ結んで陸まで持ってくる。
ロープが浮かびすぎると、他の船の邪魔になるので、上手い場所を見つける。
簡単に説明した画像が下の。これを作ります。

船のアンカーの効き方
購入した部材を海中へ

使った部材はこんなものですが、写真右手のアンカーが失敗。
安物で2000円だー!とか言ってたら、
下り斜面だし、砂だしで、人力で引っ張ってずるずる動く。

こまったので、湾内で使えるものが無いか探します。

結果がこれ。

コンクリートつきの、立派なアンカーができました。

年数が経ってさび付いていたけれど、立派なアンカーが落ちてました。
上方向に持ち上がらないように、コンクリートをおもりにして、
チェーンの先から船までロープを結んでお終い。

まだまだ続く潜水工事、2日目

工事屋さんではありません。でも多いの、助けて。

この日はシーウォーカーの足場を作るために鹿島へ。
単管パイプを運んで、建設作業です。

鹿島の足場構築中
イサナのじいさまと2人で足場を作ります

既にお疲れモードのじいさま?やるぞー

水中でも単管パイプをくみ上げる

正直、陸上で物運ぶのが一番大変。
パイプを切断する工具とか、電導工具とか、工具とか、重いんじゃー

立派な階段が設置されました
シーウォーカーのヘルメットをクレーンで持ち上げられるようになってます

2人でひーこら言いながら完成したのがこれ。

今年もシーウォーカーが始まります。
さあ頑張るぞー。

愛媛でダイビング!弓立でOW

愛媛でダイビング!風よけポイント弓立でOWとファンダイブ

土日はプチ台風のような低気圧が押寄せ、
海が大荒れでした。
低気圧が西から東へ過ぎ去るときに北西の風が吹く場所。
日曜日は北西の風を避けられる、東向きの海でOWとファンダイビングでした。

瀬ノ浜待合所を中心に、←西側と東側→に海が広がります。
地形的に両側の海が使えなくなる事は少ないです。

それでもやはり、西側の海の方が外海、魚の種類・サイズ・量が違います。

右上の方に「弓立」のポイント名が有りますが、
「内湾だから…」って理由で、ほかがあれたとき、講習の時以外使っていませんでした。

結論、知らないだけで生物沢山いました^^ はっはっは

カエルアンコウの黄色。わかめみたいな海草の上でゆっくりしてました

わかめみたいな海草の上でボーっとしてるカエルアンコウ。
昔はここでよく発見されていましたが、最近は全然。
と、言うのも、潜ってないから発見してなかっただけって話。

ツバメウオもいたり。
写真ないけど、クエの子供が2固体いました。

この場所は昔真珠の養殖をやっていた網が放置されて、
カキが付いて、重さで海中に沈んだものが残っています。
少し深い場所20m位まで降りると、アカオビハナダイのコロニーがあります。

この日は普段行かない深場から探索していたのですが、
ソラスズメダイとか、クロホシイシモチ並みにアカオビハナダイが沢山いた。
思った以上に色々いました。

コブダイ、でっかくなるブダイがいるのですが、それの子供。
ハナダイのコロニーの中で一匹だけふわふわ。
砂地で何か探したくなったら、弓立は面白いです。

スノーケル練習中 限定水域

さあ、来週はビーチクリーンとか何とか。
海はいいね。

DivingLog

1本目 弓立 9:39-10:33
水温23.6度  Max13.4m

2本目 弓立 13:28-14:22
水温23.6度  Max22.0m

出張授業in船越小学校

船越小学校、出前授業。サンゴ保全と愛媛の海

出張授業です。
昨年は地元の中学校でサンゴの話をしましたが、今年は小学校へ。

話しをしてみて、色々と思うところはあるのですが、
同じことについて話しをするときに、人に合わせた話しをするのは大事だなと思います。

高橋が住む場所は簡単に言うと、過疎地域。
小学校3年生以上で6人しかいないので、皆一緒に授業を受けていました。

校長室へ!

こっそり校長室で隠し撮り。
ふふふ

愛南町の海の豊かさをテーマに、サンゴがそれを支えていること、温暖化と食害でそれが減っていること、海の仕組み、生態系のピラミッドのこととか。1時間半くらいで思いつくだけ話をしました。

「パーセント」でピンチ。

地球儀を持ちながら、海は地球の70パーセント。
その中で0.2パーセントがサンゴ群生地とか話をしても、へーって言う子、ハテナ??な子。
今考えると、小学校3年生で小数点なんてやってない…?

最終的には。「机で例えたらこれっぽっち」ってことで皆納得したけど、
そこにいたるまでに中々時間がかかった。

懐かしい雰囲気の小学校内
懐かしい雰囲気の小学校内

みんな喜んでくれたようにも思えたけれど、
やっぱり高学年の子の方が楽しそうにしてた。
もう少し簡単な言葉を、瞬間的に思いつけるように反省。

みんな素敵な絵も描いてくれてありがとう。
また会おう!

船越小学校の素敵な絵
サンゴ保全活動

サンゴを守る活動、オニヒトデの駆除

愛南町でサンゴを守る活動を行いました。
今日はとても不思議で心強いメンバー。

勇者達がオニヒトデを倒す日


サンゴ研究者 中地シュウさん
リトルブルーダイビング 田中総さん
DIVE愛南 田中翔さん
イサナダイビング 竹田じいさま
と私。

そう、しょう、しょう、しゅう

名前がややこいしい。

この日は目的がはっきりしていました。
塩子島にオニヒトデが大繁殖しているいるので、退治が追いつかないってことで、オニヒトデを倒す日でした。
5人の勇者が強敵に挑む日。

幻想的なオニヒトデ

何とも凄い、オニヒトデ。
始めにサンゴの被度調査、サンゴが育成できる場所にどの程度のサンゴ群生があるか、どんなサンゴが優勢で育っているか、オニヒトデなどの食害生物はどの程度いるかを、15分間泳いで確かめます。

15分泳いで、多い人は75匹を確認。

塩子島がピンチです。

一枚の写真に6枚以上写りこむオニヒトデの大発生

普通は食痕(サンゴが白くなっている画像左の部分)がある場所を探して、白部分のサンゴの下にいることが多いのです。

でも普通にのっぺりしてるのよね。

大発生する時は、昼間からサンゴを食べることが多くなるって話しも少し聞きました。

結局、2本潜って458匹。

5人、2時間で458匹はとてもまずいです。

基本的に、15分泳いで2-3固体が正常な範囲らしいです。
1匹が年間に食べるサンゴの量は10㎡。
それの400倍って考えると一瞬でサンゴがなくなります。

産卵前に駆除が出来てよかった。
もう一度、少し日を空けてから駆除しに行って経過を観察する必要がありそうです。


いつもの作業、ガイヤナ窓掃除

先日、黒潮が入ったせいか急に水温が上がってます。
とりあえずいつもの作業なので、ログだけ書きます。

潜水地 瀬ノ浜桟橋
水温22度! 先週から4度もあがりました。
Max水深6m Avg 3m 遊びで底に行くと6m。ふふふ
潜水時間は35分程度 9:05エントリー浅いところなので、
ダイコンがきちんとカウントしてくれない。

窓をがしがし、GW終って海があれ続き。
ガイヤナが動くことも少なかったです。
2週も放置してるとヨゴレが目立ちますね。

夏は汚れるの早いけど、ガイヤナは夏の1ヶ月半は鹿島の往復のみ。
海中公園を見せることがないので窓磨き作業はなくなる。

さあシーズンです。

横島断層とソフトコーラル

愛媛でダイビング。愛南町、横島断層&鹿島コーラルビーチ。春にごりはどこ行った?

綺麗です。
良いです。
海も荒れてない。

外気温も暖かい。

水温は冷たい。
ふぇっふぇっふぇ

1本目 横島断層 Max14m
水温18.6度 10:40-11:32 透明度20位?

横島断層の上にはサンゴの森が広がります

不純物はやや多いのですが、先が見えてる。
春にごりはどこに行ったのか。
その代わり?サルパが沢山沸いてます。ちょこっと気持ち悪い^^

まずは深い場所へ行って、イサキの群れを見ます。
深いって言っても、最大14m。
光届くし、よい場所です。

イサキの群れに囲まれながらダイビング

これ、写真外側、右も左も列になって続いてます。
岩陰探すとイセエビとか、大きな魚がいる。穴の中探しながら疲れた時にうしろ見て
イサキの群れで癒されます。

横島断層の岩のオーバーハングは人が通れるほど。

オーバーハングになっている場所は、下を潜ることが。
暗くて写ってないのですが、まるまる人が入れる場所が沢山。
テングダイとかいるよー。

ツキチョウチョウウオの成魚のペア発見。

いたよ?
でも。珍しいは珍しいけど、わりとよくいるのよね。

それより、奥にいたスジアラが気になって。ふふふふ

2本目 鹿島コーラルビーチ Max19.4m
水温18.4度 13:44-14:31 透明度15m位?

鹿島の斜面で記念撮影

いつも行く、漁師さんのわな⇒うみうちわコースではなくて
OW取った方をお連れすることが多い、シーウォーカー桟橋コースへ。

桟橋の周りって面白い。
桟橋の下、コンクリが剥がれて穴になってます。
そこに大型の魚が隠れてる。

この日はイシダイ70cm程のがいました。
鹿島と横島は中型の魚が、大型化した魚が多いです。
有名なグレで言うと、チャグレ(大きくなって、茶色になった固体)もよく見ます。

この日の変化は、一面の海草。
写真に写りこんでいる海草、1ヶ月もすると、全てなくなります。
不思議。
この時期から、ソラスズメダイやキンギョハナダイ。カラフルな魚が増えます。
この日も一面ソラスズメダイがいました…まだ小さいの多いね。もう少しです。