バルサルバ法のコツ

耳抜き。バルサルバのコツ。

一番最初に結論!
空気を無理やり押し込まないこと。

ここでは、なんでそれがダメなのって話しと
バルサルバのコツ。

バルサルバのコツ

バルサルバ法で耳抜きをするとき、空気を無理やり押し込まないこと。耳に負担が大きく、ダイビング中に耳が抜けなくなったり、浮上の際にリバーススクイーズが起こる可能性も高くなります。

上の絵、耳抜きをしたとき。
耳の管「耳管」に隙間を開けると、耳の中へ空気が流れる。
鼓膜は元に戻ります。

ここでバルサルバ法の重要ポイント。

耳管に「小さな隙間」を空けるイメージを持つ。
空気を押し込むのではないのです。

少しでも、小さな隙間を空ければ空気は「勝手に流れる」。
隙間を空けるのに、多少の力は必要ですが、
開けたあとに、押し込むイメージを持たない。
空気を送るのを、開けた瞬間に止めて見て下さい。

イメージだけで大丈夫。
そんなイメージを持っていると、最小限の力で耳抜きができます。
耳に負担が少ないのです。

耳に負担って何?

バルサルバ法を力一杯試すのはよいことでは有りません。
耳にダメージを負って、
今後ダイビングができなくなる可能性だってあります。

Part.1 力一杯、バルサルバ法

耳の管「耳管」で皮膚の炎症が起きます。
「耳管」の皮膚、はれると空気の通りが悪くなる。
いつも通りの力をいれても、耳抜きができなくなります。

もっと力がいるようになって、炎症は悪化。
最後に耳が抜けなくなります。

Part.2 力一杯、バルサルバ法

耳管と繋がっている、鼻&のど。
そっち側の粘液が耳へ押し込まれます。
ばい菌が中耳まで届いて炎症を起こせば、中耳炎です。

ダイビング中に耳管付近へ粘液がへばりつけば
耳が抜けなくなります。

風邪のときにダイビングはダメよって
これも一つの理由なのです。

耳が抜きにくくなる前に、力を入れすぎない

力を入れすぎないためには、

  • 耳管に「少しだけ隙間を空ける」イメージを持つこと
  • 圧力が強くなる前に、こまめな耳抜き

こまめな耳抜きの方が重要かも?
圧力が強くなる前に、耳抜き!

それでは耳抜きは次で最後です。

【耳抜き・3番目】痛みを我慢して、ダイビングを続けた場合。

耳抜き【目次ページ】はこちらです。

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