日別アーカイブ: 2019-04-09

耳抜きのまとめぺーっじ!

【目次ページ】耳抜き、3つのリンク+α。耳、音が聞こえる仕組み、バルサルバ、無理な耳抜きと障害

ダイビングに重要な技術の一つ、耳抜き。
苦手意識を持つ方は必ず読んで!
楽な耳抜きは、正しい仕組みの理解が必要。

初歩的なやり方はHP内の知識を確認。
オープンウォーターで詳しくやらない、
音が聞こえる仕組みや、コツなどを紹介します。

【耳抜き】は3部構成+α

  1. 耳抜き。人間の耳の中、どうなってるの?
  2. 耳抜き、正しいやり方と仕組み
  3. 無理な耳抜き、起こる障害。
  4. +α オープンウォーター前の知識(復習的な意味でどうぞ)
①耳の中の仕組み

②バルサルバのコツ

③無理な耳抜きについて

+α【 初歩的な耳抜きの知識 】オープンウォーターライセンス講習前にお教えしていること。
基礎は重要、こちらも併せて見て下さい

次ページ【耳抜き。人間の耳の中・・・ 】へ。

耳抜きができないと痛いよ

無理な耳抜き。起こる障害と対策

耳抜きしないで潜った場合。
何が起こるか、結果は皆さん知っていますね。
鼓膜が破れます。

でも、
鼓膜が破れる前、人間の防衛本能が働くこともあります。
一切の痛みが無くなって、何事も無かったようになる。

最初はそれの紹介をします。

ラッキーだと?

耳抜きが失敗(しないで我慢して潜った)したときに、鼓膜は破れると説明していますが、実は体の防衛本能が働いて、破れないことも多々有ります。中耳の中に体液が染み出してきて、圧力を緩和してくれるのです。

望ましい状態ではありませんが
耳抜きをせず、痛みを我慢して潜った結果。
鼓膜は破れず、耳の痛みも無くります。

耳の中の皮膚から体液が染み出してきて
圧力が強い状態を緩和してくれるのです。
水中でも痛く無いから不思議。

でも、陸に戻った時には
耳の中がぼーっとしたり、軽いめまいがあったり。

幸いこの状態、耳の中の体液は自然に体の中に戻ることが多いです。
ただし、お医者さんに見てもらうこと。
想像だけの対処は、重大なダメージを残す可能性があるので
専門医に必ず見てもらいましょう。

超絶、無理な耳抜きだと・・・

無理な耳抜きをしてしまった場合には、圧力が強すぎて、正円窓が破裂する可能性があります。これは内耳部分にある場所で、破れるとめまいや難聴など、よいことがありません。今後ダイビングができない可能性もある障害なので、絶対に強い圧力がかかった状態では、バルサルバ法を使った耳抜きをしてはいけません。

とても強い圧力、バルサルバで耳抜き。
内耳が破裂する可能性があります。

内耳のリンパ液の、圧力が高くなりすぎると
絵の正円窓ってところが破裂することがあります。

めまい、難聴、良くないことが沢山。
今後ダイビングができなくなる可能性も高くなります。
こうならないように。

「痛い」と思ったら(思う前に)、無理をしない。
痛くない水深まで、浮上速度を守って浮上。
それから、ゆっくりと耳抜きをして、ダイビングを続けるか判断します。

これらオープンウォーターライセンス講習で習わない?けど
耳抜きについて知っておいた方が良いことです。
高橋が担当する場合、簡単には説明するようにしてます。
知っておいた方がよいよー、と思ってます。

耳抜きはとりあえずお終いです!

耳抜きの方法や復習をしたい時には、HP内の知識を見て下さい。
オープンウォーター講習前に見てもらっている教材です。

耳抜き【目次ページ】はこちらです。