一番最初に結論!
空気を無理やり押し込まないこと。
ここでは、なんでそれがダメなのって話しと
バルサルバのコツ。
- 耳抜き。人間の耳の中、どうなってるの?
- 耳抜き、バルサルバのコツ。 ★☆今ココ☆★
- 無理な耳抜き、起こる障害。
- +α オープンウォーター前の知識(復習的な意味でどうぞ)
バルサルバのコツ
上の絵、耳抜きをしたとき。
耳の管「耳管」に隙間を開けると、耳の中へ空気が流れる。
鼓膜は元に戻ります。
ここでバルサルバ法の重要ポイント。
耳管に「小さな隙間」を空けるイメージを持つ。
空気を押し込むのではないのです。
少しでも、小さな隙間を空ければ空気は「勝手に流れる」。
隙間を空けるのに、多少の力は必要ですが、
開けたあとに、押し込むイメージを持たない。
空気を送るのを、開けた瞬間に止めて見て下さい。
イメージだけで大丈夫。
そんなイメージを持っていると、最小限の力で耳抜きができます。
耳に負担が少ないのです。
耳に負担って何?
バルサルバ法を力一杯試すのはよいことでは有りません。
耳にダメージを負って、
今後ダイビングができなくなる可能性だってあります。
Part.1 力一杯、バルサルバ法
耳の管「耳管」で皮膚の炎症が起きます。
「耳管」の皮膚、はれると空気の通りが悪くなる。
いつも通りの力をいれても、耳抜きができなくなります。
もっと力がいるようになって、炎症は悪化。
最後に耳が抜けなくなります。
Part.2 力一杯、バルサルバ法
耳管と繋がっている、鼻&のど。
そっち側の粘液が耳へ押し込まれます。
ばい菌が中耳まで届いて炎症を起こせば、中耳炎です。
ダイビング中に耳管付近へ粘液がへばりつけば
耳が抜けなくなります。
風邪のときにダイビングはダメよって
これも一つの理由なのです。
耳が抜きにくくなる前に、力を入れすぎない
力を入れすぎないためには、
- 耳管に「少しだけ隙間を空ける」イメージを持つこと
- 圧力が強くなる前に、こまめな耳抜き
こまめな耳抜きの方が重要かも?
圧力が強くなる前に、耳抜き!
それでは耳抜きは次で最後です。
【耳抜き・3番目】痛みを我慢して、ダイビングを続けた場合。
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