24日ハンマーヘッドポイントの話、25日修理屋さん

25日は海が荒れ、講習やファンは中止に。水中スクーターの希望があったので直します。
画像はイメージです。ふふふ

倉庫から取り出して分解したら、水没箇所が発見された一機。
とりあえず分解して清掃することに。

水中スクーターを分解してさびなどを落としてくみ上げる様子

写真だと分からんのですが、徐々に海が荒れてきた。
工具が飛びそうになるほどの強風。
冬が近くなると、この風に悩まされます。

今年も季節風の吹く時期になりましたね。

一度水没してしまった機械類はさびが沢山ついています。分解するのも一苦労です

とにかく、全部ばらばらにして壊す。
えっ?

ビス類とか、ゴム類を洗ってからくみ上げるのです。

ネジ類は分からなくならないように、パーツ毎に一か所にまとめておきます。

ビスが余った時は、ポケットに入れてなかったことにします。
えっ?

掃除が終わったら置いてあるものをくみ上げていくだけ。

しっかりと適当にくみ上げます。

ベアリングはクルクルと回る構造になっていますが、海水が入り中身がさび付いているため全く回りませんでした。仕方がないので、プラスチックの容器に油を浸してその中に着けてさびを洗い落とします。

これ、ベアリング。
真ん中がクルクル回るのですが、完全に固着してる。
さびを洗い流す必要があります。

クレ556で全て洗い流す。

普段、556は鍵穴なんかにも使うよね。
でも色々注意があって、浸透性が強くプラスチック類は中から割れやすくなります。
ゴム類も一緒。
他のグリス類も落ちるから、556使った後は別途他グリスが必要。
556だけだと、すぐに錆びて同じことの繰り返し。

Oリングが入っている場所は綺麗に掃除しておかないと、その隙間から海水が入ってしまいます。写真のように綿棒で溝部分の汚れを綺麗に落とすのが一般的な方法です。

最後はゴム類。
防水性を保つため、必ず使うOリング部分。
カメラと同じ、汚れをふき取ってグリス付けてはめ込む。

とても汚れていました。

充電したらちゃんと使えた!

んで問題の24日ね。
ハンマーヘッドは見れたよ。みんな。
船の上からね^^

水中は全くダメ。
なんでって、激流。ベリリューくらい流れてたって話。

合計したら総本数2万本程潜ってるお二人で潜って、私は船番。
結論としては、潮どまり限定で条件が良い時じゃないと一般の人は危ない。
って感想。
地形と満ち引きで起きる流れは、渦のようになるときがある。
それが上下方向にも起きる。
少し違う場所へ移動すると、右方向の流れと左方向に分かれたり、
うわ潮と下の流れが逆になったり。上とか下とか洗濯機。

お二人の感想は、自分の身を守るだけしかできなかったよ。とのこと。

潜り方決めて、緊急時のこととか決めて、条件が良い時で上級者限定とか?
もう少し色々考えてから、極力簡単に潜れるようにしたいと思います。

今回、浮上した一人は予定ポイントから500m沖で回収。
沖の方でチラッとブイとライトが見えたからよかった。

でも、
隣にいるはずのインストラクター竹田じい様はいない。
焦るよね。

回収時に「途中でダメだこりゃと思って別れたよー。ニコッ」

まあ、じい様は平気だろーと思って回収ポイントへ引き返して待つ。
予定時刻内にブイが上がって安心。
あとは追いかけて、安全停止の後で回収。

後の話ですが、一つ離れ根があって、その先がメチャクチャだったようです。
(根の到着前までは、普通のメチャクチャだったそうで)
根の手前でじい様は諦めて、
じっと岩にしがみついてサメこないかなーと待っていたらしい。
もう一人は離れ根の先へ無理やりGO。瞬間、アップカレントに捕まって、抜けたらダウンカレントで引きこまれて、それ抜けたら横方向にバビューンと500m。

二人のレギュ、出る泡は常時横とか下に出てたって。
流れが一定方向じゃないのが問題。

リクエストは貰ってるけど、危ない時はそんなポイントなので、もう少し考えさせてね。
以前、潮が止まってる時はとても快適だったので、そんな時を狙えるように研究しときます。

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