適性ウエイトのお話し、サイトマップ。目次ページへのリンクは記事下です。
- 適正ウエイトっていったいなんなの?
- 適正ウエイト「作り方」 ←Now☆★☆
- オーバーウエイトで何が起こる?
- オープンウォーターでやらないけど、知っておくとよいこと
冒頭にオープンウォーターの復習から!
オープンウォーターライセンスの講習で説明している「適正ウエイト」は
ダイビングの帰りにする、安全停止。
5mで無理なく中世浮力が取れる、最小限のウエイト量。です。
これですね。
やり方は
- ①水面に浮かぶ
- ②BCの空気を全部抜く
- ③肺に半分くらい空気が入った状態で目線の高さに水面がくる状態が「適正」
もし3番の手順で、息を吐ききった場合は、1秒くらいしたらゆっくり体が沈み始めます。
以下はNG,ダメダメよ!
×BCの空気を抜いた瞬間に、体が沈む
あからさまなオーバーウエイト、ウエイト量を減らします。
(写真を撮るためなど明確な目的がある場合は、安全の範囲で調整して下さい)
×息を吐ききって沈まないけど、少し弾みをつければ潜れる状態
軽すぎです、危ない!ウエイトを足します。
ダイビングの終わりの頃、空気が少なくなるとタンクの重さが軽くなります。
最初は良くても、安全停止の時に浮き気味になって危険。
作った適正ウエイト、正しい使い方の補足
ウエイト量ってすぐに変わります。前回4kgで今回も同じとは限らないのです。
適正ピッッッッッタリを狙ったらだめですよ、タンクって1本ずつ重さが違います。
高橋のお店のタンク。同じ種類のタンクを比べて重いもので14kgちょい。軽いので13kgちょい。
その差1kgはあるのです。
レンタルスーツであれば、使用年度で浮力も変わります。
それなので、水面で適正ウエイトを測ったら、スーツの厚さ、装備、タンクの種類を書いておく。
適正なんて毎回チェックできないことが多いので、予想でウエイトを決めるのです。
重い方がましってこともあって、いつも若干のオーバーにします。
軽いと危ない、ダイビング終わりの頃に浮いちゃうから。
一般的なウエイト量の変化(スーツは新品の場合。劣化具合で違うのよ。)
ウエット5mmから6.5mm 3kgプラス
タンク 鉄からアルミ 2kgプラス
他にもBCだって結構重さが違います。
ライトもったり、なんだかんだで違います。
結局のところ、適正って言ってもギリギリを狙わないで
数kgの変動は誤差として潜っている気がします。
軽いのは危ないからね!
ダイビングの終わり、タンクの空気がなくなると軽くなること。
これを覚えるようにしてください。
【適正ウエイト・3番目】は、オーバーウエイトだとどうなるって話し。こちらからどうぞ。
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