月別アーカイブ: 2019年6月

あいテレビの撮影現場!

愛媛でダイビング!7月10日はCh6. iTV、18:15~放送です

6月はご予約・イベントが沢山。
遊びに来て頂いた皆様、ありがとう御座いました。
イベントの様子などをご紹介ついでに、7月10日の宣伝です。

アナウンサーさんのエントリーを見守る私。

問題ないと言っていたはずなのですが、ブログでどこまで紹介してよいのか聞いていなかったので、顔とお名前は隠してご紹介です。
7月10日 あいテレビ 18:15~Nスタ愛媛 だよ!

この日は気象条件もそこそこ良かったので、スペシャルポイント子横島へ行ってきました。
アナウンサーさんとも話ししてたけれど、それでもやはり流れがあったので、途中までで引き返し。

ちょいと曇ってました。

ちょいと曇ってました、残念。
でもこの場所は楽しい。

浅い場所は光が入って、オオトゲトサカが綺麗に写ります。その上には金魚ハナダイがコロニーを作って、人の目を飽きさせません
浅い場所のオオトゲトサカも元気。 キンギョハナダイがコロニーを作ります
子横島、洞窟内の様子
大量のハタンポの奥、光が見えているのが私。

定番の洞窟探検。大量のハタンポの奥、光が見えているのが私。
一番奥に、ハタ類の子供とか色々隠れてて面白いです。

そんなこんなで、一日目の取材はお終い。

二日目の6月22日、ビーチクリーン活動

ダイバーだったり、ダイバーじゃなかったりする人達。

沢山のダイバーと海上保安庁の職員の方々

25年目、25回目の活動。
私が愛媛に移住する前からずーーーっと続いています。
今年も協力してくれた一般の皆様、海上保安庁や町職員の皆様。
来年もよろしくお願いします。いつもありがとう。

漂着ゴミが沢山あります。
どのくらいって、このくらい。
まだ処理できていない物も沢山あります。

主に木材が流れ着いたあと。人の手では持ち上げられないような大きな木も、波の力で流れ着きます
2トントラックが2杯分以上のゴミが陸上に上がります

海上保安庁・町職員の方々は陸上作業。
陸のゴミ集めが一番しんどいはず。

水中班の様子はこんな感じ。

OW卒業後初めてのファンダイビングが清掃活動の3人。
3人とも水中で楽しそうに過ごしていました。
いえーい
水中で取れたゴミの山。かごの中が一杯になりました

たくさんのゴミが集まりました。
写真以外のものでも、プラスチック類は特に沢山有ります。

二本目は鹿島でサンゴを食べる巻貝の駆除活動をしてお終いです。

沢山のメンバーが集まって、船の上で記念撮影を行いました

来年もやります。
参加したい方はいつでもお声がけ下さい。

さあみんな!

7月10日 あいテレビ 18:15~Nスタ愛媛

忘れないで!!!

愛媛でダイビング!弓立でOW

愛媛でダイビング!風よけポイント弓立でOWとファンダイブ

土日はプチ台風のような低気圧が押寄せ、
海が大荒れでした。
低気圧が西から東へ過ぎ去るときに北西の風が吹く場所。
日曜日は北西の風を避けられる、東向きの海でOWとファンダイビングでした。

瀬ノ浜待合所を中心に、←西側と東側→に海が広がります。
地形的に両側の海が使えなくなる事は少ないです。

それでもやはり、西側の海の方が外海、魚の種類・サイズ・量が違います。

右上の方に「弓立」のポイント名が有りますが、
「内湾だから…」って理由で、ほかがあれたとき、講習の時以外使っていませんでした。

結論、知らないだけで生物沢山いました^^ はっはっは

カエルアンコウの黄色。わかめみたいな海草の上でゆっくりしてました

わかめみたいな海草の上でボーっとしてるカエルアンコウ。
昔はここでよく発見されていましたが、最近は全然。
と、言うのも、潜ってないから発見してなかっただけって話。

ツバメウオもいたり。
写真ないけど、クエの子供が2固体いました。

この場所は昔真珠の養殖をやっていた網が放置されて、
カキが付いて、重さで海中に沈んだものが残っています。
少し深い場所20m位まで降りると、アカオビハナダイのコロニーがあります。

この日は普段行かない深場から探索していたのですが、
ソラスズメダイとか、クロホシイシモチ並みにアカオビハナダイが沢山いた。
思った以上に色々いました。

コブダイ、でっかくなるブダイがいるのですが、それの子供。
ハナダイのコロニーの中で一匹だけふわふわ。
砂地で何か探したくなったら、弓立は面白いです。

スノーケル練習中 限定水域

さあ、来週はビーチクリーンとか何とか。
海はいいね。

DivingLog

1本目 弓立 9:39-10:33
水温23.6度  Max13.4m

2本目 弓立 13:28-14:22
水温23.6度  Max22.0m

出張授業in船越小学校

船越小学校、出前授業。サンゴ保全と愛媛の海

出張授業です。
昨年は地元の中学校でサンゴの話をしましたが、今年は小学校へ。

話しをしてみて、色々と思うところはあるのですが、
同じことについて話しをするときに、人に合わせた話しをするのは大事だなと思います。

高橋が住む場所は簡単に言うと、過疎地域。
小学校3年生以上で6人しかいないので、皆一緒に授業を受けていました。

校長室へ!

こっそり校長室で隠し撮り。
ふふふ

愛南町の海の豊かさをテーマに、サンゴがそれを支えていること、温暖化と食害でそれが減っていること、海の仕組み、生態系のピラミッドのこととか。1時間半くらいで思いつくだけ話をしました。

「パーセント」でピンチ。

地球儀を持ちながら、海は地球の70パーセント。
その中で0.2パーセントがサンゴ群生地とか話をしても、へーって言う子、ハテナ??な子。
今考えると、小学校3年生で小数点なんてやってない…?

最終的には。「机で例えたらこれっぽっち」ってことで皆納得したけど、
そこにいたるまでに中々時間がかかった。

懐かしい雰囲気の小学校内
懐かしい雰囲気の小学校内

みんな喜んでくれたようにも思えたけれど、
やっぱり高学年の子の方が楽しそうにしてた。
もう少し簡単な言葉を、瞬間的に思いつけるように反省。

みんな素敵な絵も描いてくれてありがとう。
また会おう!

船越小学校の素敵な絵
サンゴ保全活動

サンゴを守る活動、オニヒトデの駆除

愛南町でサンゴを守る活動を行いました。
今日はとても不思議で心強いメンバー。

勇者達がオニヒトデを倒す日


サンゴ研究者 中地シュウさん
リトルブルーダイビング 田中総さん
DIVE愛南 田中翔さん
イサナダイビング 竹田じいさま
と私。

そう、しょう、しょう、しゅう

名前がややこいしい。

この日は目的がはっきりしていました。
塩子島にオニヒトデが大繁殖しているいるので、退治が追いつかないってことで、オニヒトデを倒す日でした。
5人の勇者が強敵に挑む日。

幻想的なオニヒトデ

何とも凄い、オニヒトデ。
始めにサンゴの被度調査、サンゴが育成できる場所にどの程度のサンゴ群生があるか、どんなサンゴが優勢で育っているか、オニヒトデなどの食害生物はどの程度いるかを、15分間泳いで確かめます。

15分泳いで、多い人は75匹を確認。

塩子島がピンチです。

一枚の写真に6枚以上写りこむオニヒトデの大発生

普通は食痕(サンゴが白くなっている画像左の部分)がある場所を探して、白部分のサンゴの下にいることが多いのです。

でも普通にのっぺりしてるのよね。

大発生する時は、昼間からサンゴを食べることが多くなるって話しも少し聞きました。

結局、2本潜って458匹。

5人、2時間で458匹はとてもまずいです。

基本的に、15分泳いで2-3固体が正常な範囲らしいです。
1匹が年間に食べるサンゴの量は10㎡。
それの400倍って考えると一瞬でサンゴがなくなります。

産卵前に駆除が出来てよかった。
もう一度、少し日を空けてから駆除しに行って経過を観察する必要がありそうです。