オフシーズン突入、OFFのルーティン

11月に入ったらまずはこれ。船を一隻反対側の海へ回します。
西側が荒れた時に、すぐ東側へ移動できるよう、
二隻の船でどちらでも対応できるようにする。

ペラが割れたせいで、すでに船の整備作業は終わってるので後は船旅するだけ。
高茂岬(こうもみさき)を回って太平洋へ出発。

凪いだ海の向こうには無人の島、鹿島が見えています。

冬時期になると空気が澄んでいて綺麗です。
普段から風が吹き荒れてるからね。
こんな日はとても気持ちが良い。

ダイビングポイントで使用している「カナガサキ」は高茂岬の下。ここを通って反対側の湾内を目指します。

これ高茂岬ね。
ダイビングポイントで「カナガサキ」って呼んでる場所。

正直、下から見ると綺麗でも何でもない。
ふふふ。

水平線に栢島も見えてます。

全く落ちがないこの作業、無事に到着。終わり。

観光船で使っているガイヤナ号の修理点検を済ませて、試運転の直前です。エンジンルームを空けたまま、様子を見ながら沖に船を出します。

午後からこれ。観光船の一隻はエンジンオーバーホール。
2台のエンジンを船から引き揚げて、工場で分解点検してまた乗せる作業。

ここだけの話、1機〇〇〇万円。
ひえー。

この作業は九月から始まって、やっと終わりました。
試運転で問題がなければ普段通りに使ってOK。

エンジンルームの内部には大きなエンジンがピカピカになって設置されています

結構大きい。
遠近感でわかりにくいけど、消火器の大きさで想像してみて下さいな。

スタート直後から白煙がすごい。最初だけ沢山無理が出ると言われていましたが、想像以上の量が出ていました。

少し沖に出る。メーカーさんも一緒に点検。
大量の白い煙がでたけど、最初だけで問題ないらしい。

無事に点検が終わって、沖から岸壁へ戻ります。

エンジンの点検終了。
後は、陸上げしてカキ落とし、塗料、整備。
腰にくる作業。

とりあえず、この日は試運転のみを終えました。

二週間後、船をドックに入れる直前です。うっすらと海中に敷いてあるレールが見えていますが、その先には船を乗せるための船台があり、その船台に船を上手に乗せる必要があります

んで二週間後。
昨日、11月25日にドック作業。
(あいだにサンゴ保全活動など行っているけれど、それは別の記事に。)

上手に船を乗せたら後はワイヤーで引っ張り上げるだけ。船が倒れないように慎重に作業を行う必要があります。

さあ飛べ、ガイヤナ。
ぶーん。

海の中まで引かれたレール。
上に船台が乗っているので、それに上手に船を乗せれば陸揚げ完了。
少し風が吹くと船が曲がるから以外と難しい。

ここで上がればもう大丈夫。ゆっくりとレールに沿って上がっていきますが、とても大きな船ですね。建物の二階以上の高さがあります。

でかいよ。

しばらくの間、海に放置している船はカキだらけ。

この船、なんも見えないよ。

ペラの周りにもぎっしりとカキがくっついていて、これを落としておかないと燃費が非常に悪くなります。

やばいよ。

全て綺麗に落とした状態。あとは塗料を塗れば新品のようになります。

ほいっ。掃除。掃除。

仕上がり、写真撮るの忘れてた。
オフは、こんな感じ。
来季に向けての準備が沢山あります。

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